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今回は、
数秘マスター講座の
生徒さんとのセッションで
親子の縁を紐解いていた時のお話です。
その中で生徒さんがふと、
「親を許せていない」という言葉を口にされたんです。
そこから、感情が解きほぐれていくような
深い気づきに繋がっていきました。
私はセッションでたくさんの人と出会いますが、
“親との関係が拗れたまま”
そんな方も多いなと感じます。
そこで今回は、
「親を許せない。その感情を手放すヒント」
というテーマでお話ししていきたいと思います。
心のどこかに
「親を許せない」という感情を抱えているなら
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
私の数秘マスター講座は、
生徒さんご自身の人生を題材に、
学びを深めていくスタイルです。
単なる知識のインプットではなく、
スキルを学びながら、
“人生の深い気づき”を得られることを大切にしています。
カリキュラムは、
- 自分自身を深く読み解く
- 人生を深く読み解く
- 親子の縁を読み解く
- 家族や仲間を読み解く
- 魂の設計図を完成させて未来を設計する
と自分自身の“過去から、これからの未来”を題材にして
順に数秘の学びを深めていきます。
目次
親を許せないよくある4つの原因
親は自分を産んでくれて
育ててくれた存在。
親も親なりに
必死に人生を生きながら、
必死に育ててくれています。
でもいつの間にか関係に
誤解が生じて、
ぶつかり合ってしまったり、
それが心の絡まりに発展してしまうことがあります。
そんな心の絡まりをほどくヒントとして、
「親を許せない4つの原因」
をお話ししていきます。
1. 愛されたかったのに、それが叶わなかった
「本当は愛されたかった」
「自分の気持ちに寄り添ってほしかった」
そんな深い悲しみから、
怒りが生まれてくることがあります。
このパターンはとても多く、
怒りの根っこには「悲しみ」があることが多いんです。
2. 「親はこうあるべき」という理想像
「親なんだから、こうしてくれるはず」
「普通の家庭ならこうだよね」
周りの環境を見ると
いろいろな家族像が目に入り
親に対して期待する気持ちが出てきます。
そういった思いや
理想が裏切られたとき、
親に対しての期待が大きい分、
裏切られたと感じる傷も深くなりがちです。
他の誰か以上に、親からの言動には強く反応してしまいます。
私の体験を少しだけ…
私もかつて、
「愛されたかった」
「親はこうあるべき」と思っていました。
中学生の頃、母と大喧嘩して、
本当に殴り合いになったこともありました。
学校であざができて心配されるほどで、
「いや、大丈夫です。お母さんもあざあります」なんて
笑って話した記憶もあります。
でもその経験の中で私がしたことは、
「親も一人の人間だ」と受け入れたことでした。
両親が離婚して、
お母さんには幸せになってほしかった。
だから、母を「親」ではなく
「一人の女性」として見るようにしたんです。
すると、
「親だからこうあるべき」
「もっとわかってほしかった」
そんな子どもの視点から、少し解放されていきました。
怒りの奥には、
悲しみや期待がたくさんあったことに
気づけたのは大きかったですね。
3. 親のせいで、自分の人生がこうなったという思い
今の自分自身や
人生が納得いかないときに、
「親がこうだったから、自分はこうなってしまった」
という思いを抱いてしまうことがあります。
この思いを強く感じていると、
納得がいかないことがある度に、
苛立ちを感じてしまいます。
そうなると、
怒りや恨みが繰り返されるので
今の生活にずっと影響してしまいなかなか消えません。
4. 親になって気づく、許せなさ
自分が親になったときに、
今度は自分が思うように子育てをすることができます。
そうなると、
「やっぱりあの時の親はおかしかった」
「なんであんなことをしたの?」
と親の子育てに対して
憤りが湧いてきたりします。
また無自覚のうちに
自分がされたことと同じことを
子どもにしてしまうこともあります。
「親みたいにはなりたくないのに、同じことをしてしまう」
そんなジレンマに怒りが湧いてきて、
さらに子どもに対して
ぶつけてしまうこともあります。
1〜4まで、心当たることはありましたか?
親との関係は、
特に幼少期のカルマとして
人生に大きく影響していきます。
だからこそ
親に対しての心の絡まりを解くことが出来たら
人生は一気に進み始めます。
では数秘の視点から見た
親子の関係をご紹介します。
数秘で読み解くと親子になった意味がわかる
数秘の視点から見ると、
親子は必ず意味があって出会っています。
- 反面教師のような存在
- 乗り越えられない壁としての存在
- 尊敬する対象になる存在
…などなど、関係性は魂の数だけあります。
私の場合も、
母とは数秘がとても似ていて、
良いところも悪いところもそっくりでした。
似ているからこそぶつかる。
でも、それは自分を知るきっかけにもなるんです。
数秘で
魂の計画を読み解いていくと
自分自身が経験したいこと、
学びたいことを達成するために、
親を選んできていることがよく分かります。
だからセッションをすると、
親に対しての捉え方が変わる人も多いです。
それによって
「人生がやっと動き始めた!」
そんなお声もよく聞きます。
分からないからこそ
手放せなくなってしまっているものも、
分かれば手放しやすくなります。
怒りを手放し自由になる
なかなか「許せない」と
思ってしまったことって手放せませんよね。
ふと思い出すと
また心が傷付いてしまう。
そんな心を癒していくときに
最適な3つの問いかけをご紹介します。
心を癒すときに最適な3つの問いかけ
まずは、
「許せない」という気持ちは、
無理に消そうとしなくて大丈夫。
大事なことは、
自分の心にそっと寄り添ってあげることです。
こんな問いかけを、ぜひ自分にしてみてください。
「あの時、本当はどうしてほしかった?」
「何を守ろうとして、その怒りを持ち続けている?」
「今の自分にはもう、必要ない価値観って何だろう?」
これらの問いに向き合うことで、
- 過去の自分の気持ちの確認
- 今も持ち続けている自分の気持ちの確認
- そして今必要なものだけを選んで満たす
が出来ます。
そうすると怒りの奥にある感情や、
本当に伝えたかった気持ち、
これからどうしていきたいか?に気づけるようになります。
許すことで起こること
誰かを許すというのは、
「負けること」「我慢すること」ではありません。
それは、
過去の出来事に縛られていた自分の心を、
そっとほどいてあげるようなもの。
許すことで、
傷ついた自分を守ろうとしていた力を、もう使わなくてよくなります。
「もう大丈夫」と、
自分の内側に安心を取り戻していく。
それは、自分の心を自由にしていくための、とても大切なプロセスです。
でも、
「許す」と聞くだけで、心がざわついたり、
とても難しく感じるかもしれません。
それは自然なことで、
心が傷ついた経験があるからこそ、
すぐに許すなんて、できなくて当たり前なんです。
だから、
無理にポジティブになろうとしなくていいし、
「今はまだ難しい」と思うなら、
その気持ちも、そのまま感じてあげてください。
自分のペースで
ゆっくりと向き合っていくことで、
心がふわっと軽くなる瞬間が訪れます。
また、
親や育った家庭環境は、
仕方がなかったこと。
人生にリセットボタンは無いけど
スタートボタンは何度でも押すことができます。
これからの道は、いつでも自分で切り拓いていけるものです。
2025年は「親子関係の癒し」がテーマになりやすい年
数秘的に見ても、2025年は
「幼少期のカルマ」「親子関係の癒し」
といったテーマが浮上しやすい流れがあります。
だからこそ、今このタイミングで
「過去の感情と向き合いたい」
と感じる方が増えているのかもしれません。
今年でそれらの感情を完了をしていくことが、
2026年の新たな始まりの流れに乗りやすくなります。
もし今年中に
そのカルマを解消したいなら
ぜひセッションへお越しください。
あなたの魂の計画を読み解きながら
お手伝いをさせていただきます^^
数秘講座・セッションのご案内
私の「数秘マスター講座」では、
数秘の読み方を学ぶだけでなく、
親子関係や過去の傷を癒すことも大切にしています。
また、単発の数秘セッションでも、
親子のテーマに寄り添った気づきを得られます。
「私も、親との関係を見直してみたい」
そう思った方は、ぜひLINEからご連絡くださいね。
あなたの心が少しでも軽く、
自由になりますように。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。